2月サロン開室最終日

 今日は2月のサロン開室最終日となりました。今月はあっと言う間に日にちが流れていきました。2月4日には立春を迎え、暦の上では春を迎えました。

 

私は12月の冬至から2月2日までは心身ともに闇を感じ、節分で豆まきをして『鬼は外!福は内!』と心身ともに邪気を払い、立春からは新たな気持ちでスタートをしました。そのようなことを意識的に感じることで心も身体もメリハリが付き、気持ちも前向きになります。

 2月は私の母の誕生日月でもあります。私の母は86歳になりました。見た目は86歳には見えず、実年齢よりは若く見えるのですが、それなりに歳を重ねていることを心身ともに所々で感じます。『物忘れが日に日に多くなる』、『お料理好きだった母がお料理をすることを面倒に感じるようになる』、『物事を解決するまでに時間を要する』、『一緒にいても遠くを見つめ何となくぼぉーとている時がある』、『歩き方もヨタヨタしている』などなど老いを挙げるときりがないのですが、元気いっぱいで、はつらつとしていた頃の母を知っている家族にとっては、母の老いをマイナスに捉えがちとなり、何かと心配ばかりしている傾向にあります。

 昨日、母がお世話になっている脳神経外科クリニックに付き添いで行きました。母が一番辛く思っている『物忘れ、記憶忘れ』ついて院長先生にたずねると『お母さまはまだ大丈夫ですよ。物忘れ、記憶忘れなど出来なかったこと、失敗したことばかりに目を向けずにそれは家族がフォローしてあげて、出来たこと、成功したことをいっぱい認めてあげてください。』とアドバイスを頂きました。その話を聞いた母もホッとしたような表情になり、受診後は、お気に入りのショッピングカーを引きながらいつものスーパーへ向かいました。私はその後ろ姿を見送りながら『お母さんはまだ大丈夫!』と思いました。

 父は89歳ですが、現役で仕事をしています。その父を時々?毎日?文句を言いながらも支えているのは母です。父にもクリニックの先生からのアドバイスを伝えるとちょっと反省する部分もあるのかなぁ~そのような表情で『そうだね。』と言っていました。

 歳を重ねて、心身ともに老いるのはだれもが通る道です。父と母が元気で、無理なく自然体で、ありのままで生きて欲しいと願うばかりです。

 上記にありますクリニックの先生のお話しは、老若男女、子どもでも大人でもだれにでも当てはまるお話しで、出来なかったこと、失敗したことばかりに目を向けず、出来たこと、成功したことを認めて、共に喜ぶことが大切なのだと思いました。特に心も身体も成長していくお子さんたちを育てている方々にもこの先生のお話しは、保育者として働いている私も含め、心に留めておきたい言葉だと感じました。

 明日からいよいよ3月です。暖かい日も増える予報で、いよいよ春本番!心身ともにウキウキ!ワクワク!となる季節でもありますが、毎年花粉症に悩み、苦しむ方もいらっしゃることでしょう。寒い冬を過ごした後に急に気持ちを前向きにすることで、心も身体も疲れてしまう方もいらっしゃることでしょう。春の訪れを感じつつ、どうぞ焦ることなくゆっくりと前に進んでください。

 そしてお子さんと一緒に春を見つけにゆっくりとお散歩に行くのも良い季節です。その時はスマホはポケットやカバンに入れて、お子さんと同じ目線で春を共感することをオススメします。きっと新たな発見がありますよ。

☆3月サロンオープン日のお知らせ☆

6日(月)、9日(木)、20日(月)、28日(火)

10時半から15時まで(3月も無料開室です)

 

お散歩中にサロンの前を通られた際に門が開いていて、ちょっとサロンと私が気になるなぁ~と思われましたら、お気軽に声をかけてくださいね。